どこにでもいそうな女子が主役の映画

女子会の楽しさはガールズトークが炸裂すること♪3名4名集まってあーでもないこーでもない。というたわいもない会話を楽しむときの話のネタは尽きませんが、せっかく集まる時に何かテーマを持って集まると、別の盛り上がりあります。定期的に集まって女子会を楽しむ仲間で、会うたびに話題は尽きないけれどいつもの女子会とは違う女子会をしてみるというのはどうでしょう?!

「女子会旅行」「女子会ランチ」「女子会ホテル」「女子会エステ」などなど、単に女子会で集まって食べてしゃべってから、さらにもっと楽しもうとばかりに、食べ物もこだわりの女子会メニューや女子会ディナーと、女性がより楽しめるようにと趣向を凝らせた企画があります。たくさんの企画がある中から、どれにしようかと選ぶのもこれまた女子ならではの楽しみです。

「女子会映画」という楽しみ方はどうでしょ~?!女性の監督作品で、原作本は女性人気のコミックです。もちろん原作本の漫画家も女性です。映画のタイトルは【東京無印女子物語】タイトルも女子会で観る映画タイトルにピッタリ! 映画を観てその感想を女子会で、トークで盛り上がるといつもと違う女子会の楽しみになりそうです♪

東京無印女子物語

2012年の映画『東京無印女子物語』は若手作家が共作した人気コミックが原作になっています。故郷から離れて都会の東京で暮らす女子たち(←ココがポイント)を描いています。東京で暮らす女子たちを描いているからこそ、女子が見て映画の中の女子たちに自分自身を投影したり同じ目線で見ることができます。故郷を離れて東京で暮らす女子たちを等身大で描いて、女子たちが抱えている悩みだったり葛藤が描かれています。

原作になったコミックは、独身女性からとっても高い人気と指示を誇る漫画雑誌の『フィール・ヤング』での企画です。若手で期待されている作家たちを起用して企画したアンソロジー・コミックで競作した人気コミックを実写版で、期待女性映画監督の大九明子さんがメガホンを撮った作品です。これは女子会にふさわしい作品でしょう~

原作コミック「東京無印女子物語」は、全部で6編の作品が収録されていますが映画『東京無印女子物語』は、ねむようこさんの作品と山崎童々さんのふたりが作画を担当した作品「のこのこ」と「チェンジ」をベースにして、映画の脚本が書かれています。

どこかにありそうな女子の日常であり、女子の話なのですんなり映画の中に入り込んでします映画を観て、女子会で多いに話そうじゃないですか~~!!

映画作品は二部構成

映画は二部構成になっていますが、2部構成になっていても共通点があります。地方から東京へ上京してきて、東京で頑張っているどこにでもいる普通の女子のお話です。ストーリーも波乱万丈で山あり谷ありの激動の人生じゃないのが、とってもいい感じです。ゆる~~くそして淡々としていながら、ザワザワッとした感じあります。「私だったらどうするだろう・・?!」と思ったり、「こういうのってありかも」と日常にありそうな出来事で、自分自身が経験したことがあったりまたは友達の話だったりと思ってしまうかもしれません。

第1部:谷村美月主演のあらすじ

長野県松本市から短大へ進学を機に東京へ出てきた坂下のぞみ(谷村美月)は、高校時代の松本の時のあだ名が「ノロ」とつくほど、かなりのスローペースののんびりした時間で行動する女の子です。田舎に住んでいた時からノロというあだ名が付くほどの、超スローペースなのぞみはもちろん東京の早いテンポになかなか馴染めていません。

スローテンポなのぞみが東京のスピードになじめないでいた時、偶然に出会った男性が現在一緒に暮らしている広島出身の亀山壮太(大和田健介)です。亀山という名前ですが、実際に亀を飼っています。

長野から東京に出てきて、短大卒業の2年となりました。まだのぞみは就職が決まっていないので、さすがののぞみも焦っていますが、のぞみと同じで卒業を控えている壮太の方はというと、就職もまだ決まっていないのに好きな絵を描いていて焦りなどないどころか、就活さえもする気がない姿をみて、さすがにスローペースの望みでさえそんな壮太を見て、苛立ちを感じています。

そんな時にのぞみの故郷の長野の友人たちが、高校の同窓会を東京で開くことになりのぞみはもちろん参加します。高校時代の友人たちは上京してきますが、のぞみと望みが高校時代にあこがれていた男子の早瀬むねのり(落合モトキ)も、東京で暮らしています。早瀬むねのりは高校時代にのぞみが憧れていた男子です。高校時代はのぞみの超スローなペースと、早瀬のペースは生きる速さがそもそも違うので高校時代は最初から相手にされませんでしたが、同窓会では違います。東京で暮らしているということから、早瀬とのぞみは妙な仲間意識が芽生えています。

のぞみは高校時代の憧れ男子の早瀬むねのりと、今このように対等に話ができることに喜んでいます。高校時代はまるっきり相手にされていなかったのに、東京で暮らすという仲間意識が、ふたりを近づけているのでしょう。憧れの早瀬と話しをするとだんだんのぞみは、だんだんとなんか違うなぁ。というズレを感じつつも、でもやっぱり憧れの存在だった早瀬と話をできていることはかなり嬉しいです。

そして同窓会の後に、のぞみは早瀬からホテルに誘われます。のぞみは早瀬とホテルに向かいますが入り口でのぞみの履いているヒールが溝にはまってしまいます。早瀬は溝にはまったヒールを「どんくさいなぁ」と言いながら引き抜いてくれますが、のぞみはその時にふと高校時代のとっても気まずい想いが甦りました。結局のぞみはホテルへは行かずに、壮太と暮らしているアパートへ帰ります。

のぞみはやっぱり壮太と一緒にいるのが、一番落ち着くのでした。

第2部:柳めぐみ主演のあらすじ

千葉から東京へ出てきた間宮冴子(柳めぐみ)は、広告代理店の仕事の仕事をしていますが、連日仕事で忙しくしていますが、仕事に邁進して充実した日々を過ごしています。家にもガンガン仕事を持ち込み、自宅でも仕事に気合をいれてがんばる仕事にどっぷり状態です。そんなバリバリのキャリアウーマンの彼女とルームシェアをしているのは、フリーターの大館カオリ(趣里)です。社交的ですぐ誰とでもお友達になれる大館カオリの性格は、冴子とはマッ反対のめちゃアバウトな性格で、フリーターをしながら、毎日楽しく暮らしています。

冴子の彼氏は、カオリの紹介で知りあった船橋トモヤ(川野直輝)ですが、彼も仕事が忙しいようでなかなかお互い会う時間がとれずにいます。広告代理店の仕事で、一週間めまぐるしい日々を送っている冴子ですが、彼との交際1年目の記念日に、一緒に夜ご飯を食べようと約束をしています。

記念日の日に、一緒に食べようと冴子は何度も失敗しながら手作りケーキを焼いています。作ったケーキの上には、トモヤと冴子が付き合うようになったキッカケの千葉県産のイチゴをケーキに乗せてトモヤがやってくるのを待っています。ところが、トモヤから連絡が入ります。どうしても急な仕事が入ってしまってしまい、行けなくなるという連絡でした。おまけにトモヤの携帯に出てきたのは、女性の声です。なんでもトモヤと同じ職場の同僚の女性だそうですが、冴子の気持ちはせっかくの交際1年の記念日なのに・・!!と怒りがこみ上げてきます。作ったケーキを冴子は一人で食べてしまいます。

ルームメイトのカオリはというと、付き合っている彼氏とデートだということえお出かけです。同じ部屋に住んでいて性格が正反対のふたりですが、恋愛に関しても正反対?!

仕事で気持ちをむしゃくしゃした気持ちを、紛らわせようと冴子は仕事をしていますが、そんな時にデートに出かけたカオリから電話が冴子にかかってきました。にこやかに楽しそうな毎日を暮らしているカオリですが、カオリから冴子はとっても意外なことを聞かされるのでした。

カオリが付き合っている彼は、妻子がいたことを知らずにカオリは付き合っていたのですが、奥さんが乗り込んできてもちろん修羅場になりましたが、男はカオリに妻子がいることを隠していたにもかかわらず、奥さんが乗り込んできた時に、まったくカオリを庇おうとはしなかったということを話すのでした。

そして冴子がまったく思ってもいなかったことを言われます。冴子は仕事がバリバリできて、しっかり自立しているのに私には何もないこと。そんな自分を変えなくちゃいけないと思って、自分を変えるために東京に出てきたのに、何にも変わらない。誰とでも仲良くなるのは、みんなとワーワー騒いでいないととっても不安になるからで、仕事をばりばりとして自立している冴子が羨ましいとカオリから言われて、冴子は驚きます。冴子のほうは自分とは違って社交的なカオリを羨ましく思っています。人付き合いが苦手で、付き合って1年になるトモヤとも早くも暗雲が立ち込めているからです。

その夜ですが、かなり遅くはなっていますがトモヤが冴子の元はやってきました。そして冴子に自分の気持ちはなにも変わっていないことを告げるのでした。

若い彼女たちには、まだまだ未来があります。そしてそれも前向きな未来で、彼女達それぞれに朝がやってくるのでした。